ラシックスの副作用に注意!ダイエットでの常用は危険

むくみが劇的に改善されることから人気の「ラシックス」。

ダイエットなど美容目的で使われることも多いお薬ですが、気をつけたいのが副作用について。

過度な使用は「頭痛・めまい・下痢・血圧の低下・倦怠感」などを引き起こしてしまいます。
さらに、低カリウム血症など重篤な状態に陥るリスクもあるのです。

そのため、お薬の使用には十分な注意が必要で、ダイエット目的などでの使用目的はオススメできません

ラシックスの副作用に注意!本来は高血圧や重度のむくみの治療薬

ラシックスの副作用に注意
もともとラシックスは、利尿によって血圧を下げることを目的とした「高血圧」などの治療薬として使用されてきました。
しかしその高い利尿作用で、むくみが数時間でなくなることから、モデルや芸能人を中心に若い世代のダイエット目的での乱用が目立ちはじめました

むくみがとれると見た目にもスッキリし、カラダも軽くなったように感じます。
そのため、ハマりやすくリピートする方が多い治療薬でもあります。

いまではラシックスは個人輸入であっても禁止になりましたが、同じ効果がある「ループ利尿薬」にも同等の副作用があります。

自己判断で使い続けることは大変危険です。

ラシックスだけじゃない!ループ利尿薬の副作用について

ラシックスだけでなく、「ループ利尿薬」と呼ばれるお薬は、腎臓でつくられた「原尿」のカラダへ再吸収されることを防ぐお薬です。

通常は、その99%が再吸収されますが、ラシックスの有効成分である「フロセミド」やルプラックの有効成分「トラセミド」がそれらを阻害し、そのほとんどを尿として外へ排出する役割を担います。

これにより、むくみが改善されるのですが、このときカラダに必要な成分も全て外へ排出されるため、副作用がでてしまうというワケ。
ループ利尿薬の利尿作用について詳しく

【フロセミドとトラセミドの副作用について】
フロセミド(ラシックス成分) トラセミド(ルプラック成分)
主な副作用 ・貧血
・難聴
・白血球減少
・好酸球増加
・溶血性貧血
・代謝異常
・低ナトリウム血症
・低カルシウム血しょう
・代謝性アルカローシス
・高尿酸血症
・高血糖症
・頭痛
・倦怠感
・口の渇き
・めまい
・血精尿酸値上昇
・血液障害
・頻尿
・AST上昇
・ALT上昇
・血小板数減少
重大な副作用 ・アナフィラキシーショック
・再生不良性貧血
・汎血球減少症
・無顆粒球症
・血小板減少
・水疱性類天疱瘡
・低カリウム血症
・高カリウム血症
・黄疸
・血小板減少
・血清カリウム値異常変動
・不整脈
・全身倦怠感
・脱力
・肝機能障害
・AI-P上昇

ループ利尿薬の重大な副作用には要注意!症状を把握しよう

めったにないとはいえ、気をつけたいのが重大な副作用について

服用をはじめて、気になる症状がではじめたら早めに医師の診断をうけましょう。
また、それ以前に無知識による乱用は危険です。

さらにむくみは病気のサインであることも多く、繰り返しむくみがある方は注意が必要です。
気になる方は早めに病院へいくことをオススメします。

【ラシックスの重大な副作用の症状】
重大な副作用 主な症状について
アナフィラキシーショック くしゃみ、咳、息切れ、息苦しさ、じんましん、かゆみ、、血圧の低下、倒れる、失禁する、皮膚が赤くなる、くちびるや舌の腫れ、まぶたの腫れ
汎血球減少症
(はんけっきゅうげんしょう)
貧血の増加、運動時の動機、息切れ、めまい、耳鳴り、全身倦怠感、発熱、出血
無顆粒球症
(むかりゅうきゅうしょう)
カゼ、扁桃腺炎、発熱、ノドの痛み
血小板減少
(けっしょうばんげんしょう)
皮膚の内出血(小さな斑点、鼻血、血尿、歯肉出血など)
水疱性類天疱瘡
(すいほうせいるいてんぼうそう)
カラダや手足にかゆみを伴う赤い皮疹、パンパンに張った水ぶくれ、目や口腔の粘膜にも症状が現れるケースも。

ラシックスをダイエット目的での過剰な服用は危険!

ラシックスをむくみ取りやダイエットなど美容目的で乱用するのは大変危険です。
一歩間違うと、重大な副作用になりかねません。

またむくみ自体はカラダの病気のサインであることも多く、「最近むくみが増えてきた」という方は一度病院へいき医師の診断をうけましょう