ラシックスの効果は利尿作用!むくみが改善できる理由とは

ラシックスは「ループ利尿薬」とよばれる、利尿作用があるお薬です。
服用すると数十分~1時間ほどで、お手洗いの回数が増え、むくみがスッキリととれるだけでなく、血圧を下げる効果があります。

今回は、そんなラシックスの「利尿作用」と「血圧が下がる」仕組みについてみていきましょう。

ラシックスの効果!即効性バツグンの利尿作用について

利尿作用でむくみを改善する
尿の排出量を高めて、むくみを改善する「ラシックス」。
そもそも尿は「腎臓」でつくられます

腎臓はかしこい器官といわれており、カラダの水分量が一定に保たれるようにバランスをとっていいます。
水分量が多い場合は、尿をつくりだし、外へ排出する役割を担います。

尿は「腎臓」でつくられる!

尿は腎臓によって、2つのステップを踏んでつくられています。

2段階方式 役割
1、糸球体濾過 原尿をつくる
2、尿細管再吸収 生命に必要な水分・電解水・ブドウ糖を再吸収
不必要な物質のみを尿として排出

「原尿」の99%は、カラダへ再吸収されています。
たとえば、原尿で120mlつくられても、尿として体外へ排出されるのはわずか1~2mlのみ。

ラシックスは原尿の「再吸収を防ぐ」お薬です。
そのため「尿の排出量」を高め、むくみがスッキリするというワケ。

ラシックスには降圧効果も!血圧が下がるのはナゼ?

「利尿効果で血圧を下げる」
と聞いても、その関連性がピンとこないと感じている方は多いのではないでしょうか。

じつは腎臓で尿をつくるときには、大量の血液が必要です。

血液を送りだすときに動いている器官は「心臓」です。
心臓がポンプがわりとなり大量の血液を腎臓へと送り出しています。
この一連の流れによって、血圧が上昇し「高血圧」になるのです。

ラシックスを服用すると利尿作用により、カラダの水分量が減ります。
これにより尿をつくる必要がなくなり、大量の血液をおくりこまなくてもよくなるため、心臓に負担がかかりません。
血圧も上昇しないため、血圧を下げていくのです。

この効果により、高血圧の治療だけでなく、心筋梗塞などの治療にも用いられます。

「塩分」を摂取しすぎると血圧は上昇します

塩分を摂取しすぎると、カラダは体液の状態を一定に保とうと水分を欲します。
「塩っ辛いものを食べるとノドが渇く」と言われるのもそのため。

水分を多くとりすぎてしまうと、そのぶん尿をつくる量が増えるため、心臓に負担がかかり血圧が上昇してしまうのです。

むくみを改善や病気の治療のためにも、過剰に塩分を摂取しないように気をつけていきましょう。

もちろん、ラシックスを服用すれば、尿と一緒に塩分の成分である「ナトリウム」も排出されるため、症状は改善されていきます。

けれど治療薬だけに頼るのはとっても危険。
日々の食事や生活習慣を見直し、根本からの改善をめざしましょう。

ラシックス効果で「むくみ」と「高血圧」を撃退!

ラシックスの利尿作用により、むくみはスッキリ!
美容目的での利用も増加していますが、本来は高血圧や心筋梗塞など血圧の上昇を抑えるために処方されています。

いまでは個人輸入で購入することもできなくなったため、代用薬である「ルプラック」が人気です。
ただし、服用方法を無視した過剰なダイエット目的での利用は大変危険です。

メリットだけでなく、副作用や飲み方なども理解したうえで服用していきましょう。